秋田県大館市で、原発事故の影響で外で思う存分活動できない子どもと親むけに「シェアハウス」が運営されています。
シェアハウスは、庭付きの木造二階建てで宿泊費は無料。
シェアハウスは、庭付きの木造二階建てで宿泊費は無料。
<原発避難>秋田の自然で心癒して http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161008_43007.html 情報元:河北新報 ONLINE NEWS
秋田県大館市の女性グループによって「シェアハウスおおだて すくすくの木」が運営されています。
このシェアハウスは、東京電力福島第1原発事故の影響で思う存分外で活動できない親子向けのもの。
2012年に運営開始されてから、延べ100人が滞在しています。
この女性グループは「1000人で支える子ども保養プロジェクト」の集まり。
そもそもこのグループは本来、放射性物質を含む焼却灰が秋田県小坂町に搬入されたことを反対する市民活動を行っていました。
しかし、活動をしている中で「自分たちだけが良ければいいのか」という声があったのです。
シェアハウス運営に至るまでの背景には、このような声を受け「被災者のためにできること」を考えた経緯がありました。
そうして、子どもたちに思い切り遊べる環境を とシェアハウスが運営されたのです。
まだまだ、原発事故の影響が残り、外で自由に遊ぶことができない子どもがいるのは事実。
砂場遊びやお花摘みなど、自由に遊べない子どもたちがたくさんいるのです。
そんな中で、この活動はとても有意義で、被災者側にたっていると言えますよね。
女性目線からのこういった支援活動は、多くの親子を救うことになるでしょう。
ぜひこれからも活動を続けていってもらいたいですね。