吉中教授は「家庭内でも気軽に続けられる。体の動きがよくなり、いろいろなことに挑戦する起爆剤になればうれしい」と話されているようです。
1分間体操で中高年の体力アップ 京都の大学教授が考案 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20161110000047 情報元:京都新聞
吉中康子教授は元体操選手で、約10年前にご家族が脳梗塞で倒れたのをきっかけに体操の研究を始められたようです。
亀岡市の観光マスコットキャラクター「明智かめまる」の「かめまる体操」など、認知症の予防対策も考案してきた方です。
ちなみにこの明智かめまるは丹波亀山城築城400年を契機に考案され、かわいい見た目なのに保津川下りや富士山に登頂したりしているキャラクターです。
1分間体操は多忙な方でも毎日続けることができるように工夫されており、足踏み・指折り・手のひらの開閉などの簡単な動作で基礎体力の向上や運動神経を活発化させるということです。
体験イベントも開かれており、少しずつ実践されている人が増えているようです。
また花王との共同研究で、7月から2カ月間体操を続けた高齢者約60人に聞いたところ、半数以上が「動作が機敏になった」「脚力が付いた」と答えているようです。
肩こりがなくなったり、ストレス発散にもなっているという方もいらっしゃるので、運動不足の解消に留まらない効果が期待できそうですね。
体力がついたり運動する自信がつくと、他のスポーツなどにもチャレンジする意欲がわくので、運動の起爆剤ともなりそうです。
伝わり体操は屈伸やストレッチといった体を動かすような体操ではなく、基本的には手足を動かす内容の体操のようです。
立ってもイスに座った状態でも1分間で素早くできるので、オフィス内や自宅などの限られたスペースでできるのがうれしいですね。
吉中教授のホームページでは、絵で体操の動きを解説されています。
実際の体操の動きは動画の方がわかりやすいかと思います。